1月13日〜14日にかけて福井県鯖江市に視察へ出かけてきました。

メガネの生産地などとして、ものづくりが盛んな鯖江。駅を降りると、普段活動している香美町香住とどこか近しい雰囲気を感じましたが、そんな親近感はすぐに過去のものになり、目にする取り組みのひとつひとつが刺激的でした。

最初にお邪魔して見せていただいた「越前鯖江デザイン経営スクール」では、広義のデザイン・デザイナーの役割について考えさせられることが多く、グラフィックやプロダクトといった具体的に見える形でのデザインだけではない「人の意識を変えるデザイン」「目的をずらしながら参加を促すデザイン」といったまちを前向きに変化させるためのキーワードが盛りだくさん。お土産をいっぱい書き留めて帰ることができました。

その後は、じっくりまちを散策しましたが、随所に遊び心が感じられ、何か見つけてやろうと企む感じにとてもグッときました。

HiCO-BAYの取り組みの根源には「楽しいことをしたい」「もっと自分たちの手で面白いと思える暮らしをしたい」といった感情がありましたが、改めてそのことに立ち返る大切さを実感しました。ふと気がつくと目的に一直線に走りがちになりますが、軽やかにスキップしながら自然と目的に足が向くようなそんな取り組みを目指したいなと想いを新たにした2日間でした。

時には、自分たちのフィールドから出て、いろんなまちに出かけ、視野を広げていきたいです！また旅に出たら報告します！